2021年に開催される東京オリンピックで柔道女子57kg級に出場が内定している芳田司(よしだつかさ)選手。
57kg級といえば松本薫選手が2012年ロンドンオリンピックで金メダル、2016年リオ・デ・ジャネイロオリンピックでは銅メダルと、この階級の代表として活躍していました。
同じ階級の芳田司選手は、松本薫選手を超えて行かなければオリンピック出場が叶わなかったのですが、2019年に松本薫選手が引退してから、この階級でオリンピック内定を手にすることが出来ました。
そんな芳田司選手ですが、今回の記事では、その芳田司選手を作り上げた家族にフォーカスして紹介して行きたいと思います。
芳田司選手の家族構成から姉妹について紹介して行きたいと思います!
芳田司の家族構成について
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芳田司選手の家族構成について紹介していきますね!
芳田司選手の家族は父親、母親、姉、妹の5人家族になります。
芳田司選手は3姉妹の次女になります。
芳田司選手の妹は芳田真さんと言い、姉の司選手と同じ柔道家として活躍しています。
柔道をやっている姉の背中を追いかけていたことが、柔道を始めるきっかけとなったようです。
3姉妹のうち2人が柔道家として活躍しているんですね!
芳田司の父親は何してる?
芳田司選手の父親は一般の方で、芳田喜英さんという方です。
芳田喜英さんは柔道の経験は無いようですが、学生時代にはラグビーに打ち込んでいたそう。
そんな喜英さんと一緒に姉の影響もあり毎日早朝マラソンを、父、姉、司さんの3人でやっていたそう。
父親の喜英さんは、
どのスポーツをやるにせよ、走っていればつぶしがきく
という考えで、小さいことに基本となる足腰を鍛えるため、雨の日も毎日一緒にマラソンをしていました。
芳田司さんが柔道を始めてからは、稽古場への送り迎えや、娘の試合となれば、国内外どこへでも必ず応援に駆けつけるほどのフットワークの軽く、娘のために動く、心優しいお父さんでもあったようです。
芳田司の姉や妹は何してる?
芳田司さんには姉と妹がおり、3姉妹になります。
姉は芳田優
お姉さんは芳田優さんといういう方で、小さいころは陸上に打ち込んでいたようです。
その理由は、2000年シドニー五輪の女子マラソンで高橋尚子選手が女子マラソンで金メダルを獲得した場面をテレビで見たことがきっかけのようです。
高橋尚子選手が金メダルを獲得するところを見て
五輪に出たい
と言うほど陸上に目覚めたようです。
それから、小学生向けのマラソン大会に出場することになり、父親の喜英さんから「毎朝マラソンをしよう」と早朝マラソンをする日課が始まったようです。
こうしてお姉さんの芳田優さんは陸上に打ち込む日々が始まったようです。
妹は芳田真
妹の芳田真(さな)さんは、姉の芳田司さんと同様に柔道に打ち込むことになります。
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妹の真さんが柔道を始めたきっかけは、
尊敬する姉の影響で柔道を始めた。「ものまねが得意」と司の試合映像を見て内股を得意技に。
姉である芳田司さんが柔道をやっている姿を見て柔道を始めるきっかけになったようです。
小学校1年のときに柔道を始め、小さいときにはマラソン大会などにも出場し、「S&Bちびっこ健康マラソン大会京都大会」では6年生のときに3位になるほど、長距離も得意だったようです。
柔道では、比叡山高校へ進学し、全日本ジュニアで優勝。
世界ジュニアでは決勝まで進んでシニアの世界チャンピオンと対戦しましたが、破れて2位となりました。
世界ジュニア団体戦ではオール一本勝をしてチームの優勝に貢献し、同年の講道館杯ではシニアの全国大会初優勝を飾りました。
2019年には姉と同じコマツ所属になり、尊敬するお姉さんと同じチームで柔道を続けています。
芳田司について
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3人姉妹の次女、芳田司選手について紹介していきます。
芳田司選手が柔道を始めたきっかけは母親
芳田司選手の小さいころは、親が手を焼くほど活発な子供だったようで、元気の有り余るエネルギーを発散させるために、小学2年の時に近所の円心道場を母親が勧めたことが、柔道を始めるきっかけになったようです。
当時は姉と父親と一緒に始めた早朝マラソンもやっていてその延長で陸上部にも所属していました。
小学生向けのマラソン大会では小学4年生~6年生まで、3年連続で優勝を果たしています。
練習の成果もあると思いますが、小さい頃から運動能力に長けていたことが分かりますね!
中学生になると、全国大会で活躍していた1学年上の田代未来選手に影響され、神奈川県相模原市の相武館吉田道場に入門し寮生活を送ることになります。
中学生から親元を離れ、柔道のために一人で生活するというのはなかなか出来ることでは無いですね!
そんな中学時代は中学女子では史上初となる中学団体3冠を達成しました。
3年生のときには全国中学校柔道大会で優勝しています。
高校に入ると今度は誘われていた福岡県の敬愛高校へ進み、1年の時には全日本カデで優勝しました。
3年生の時には、ロシアジュニア国際決勝でブラジルの選手を破り優勝。
高校柔道で優秀な成績を収めた芳田司選手は、卒業するとコマツに入社。
入社当初は、学生時代の柔道のレベルの高さに圧倒されるも、松岡義之監督から
騙されたと思って今までとは違う方法に取り組め
とアドバイスされ困難な状況を打開出来、松岡義之監督に感謝しているとのこと。
その後は長く王者の松本薫選手が同じ階級に君臨していましたが、2019年に引退したあと芳田司選手がオリンピック出場の内定を決めました。
引退した松本薫選手に対しては、
超えたい存在だった松本とはもう一度試合をしておきたかった
と少し悔いが残っているようです。
東京オリンピックで金メダルを取って芳田司選手の実力を見せてほしいですね!
芳田司の家族構成についてまとめ
今回の記事では芳田司選手の家族構成についてまとめて来ました。
芳田選手は父親、母親、3姉妹の5人家族です。
姉は優さん、妹は真さんで司選手は次女になります。
姉の優さんは小さい頃に陸上をやっており、妹の真さんは司選手と同じコマツで柔道家としての道を歩んでいます。
3姉妹ですが、みんな小さい頃からスポーツをやっていて、お父さんの指導もありアスリート一家ということが分かります!
姉妹みんな感じ一文字の名前なのも両親のこだわりかもしれませんね!
東京オリンピックでは無観客試合になってしまいそうですが、きっと近くでお父さんの喜英さんも応援していますね!
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