崖の上のポニョとは?
映画「崖の上のポニョ」は宮崎駿監督の手掛けたスタジオジブリの作品で、
2008年7月19日に公開されました。
今回はその、「崖の上のポニョ」の登場人物である、ソウスケに注目して、
ソウスケはなぜ両親(リサ」と「耕一」)を呼び捨てにするの?という謎について
解明していきます!
※ネタバレ要素が含まれています
ソウスケはなぜ両親を呼び捨てにするの?
崖の上のポニョの登場人物として出てくるソウスケですが、両親である(リサ」と「耕一」)の名前を呼ぶ際に、
お父さん、お母さんと呼ぶのではなく、呼び捨てでリサと耕一の事を呼んでいます。
次はなぜソウスケが、両親の名前を呼ぶ際に呼び捨てにするのかをまとめていきます。
おそらく母であるリサがそう呼ぶようにソウスケを育てている
ソウスケの母親であるリサは、耕一、ソウスケとの三人家族で、
夫、耕一とは離れてくらしていますがとても仲が良く、
耕一の代わりに母親兼父親として逞しくソウスケのことを育てています。
ソウスケの通う保育園のすぐ隣の、ひまわりの家(介護施設)でヘルパーとして働いており、
性格も明るく面倒見もいいことから、ほかの職員や入居者たちからも信頼されており、
25歳という若さでありながらしっかりしている女性だと言えるでしょう。
呼び捨てにしている理由とは?
ソウスケはまだ5歳ながら両親のことを、リサ、耕一と呼んでいますが
その理由は鈴木敏夫(プロデューサー)が語っていました。
監督である宮崎駿の設定からすると、
「おそらく母であるリサがそう呼ぶようにソウスケを育てている」
とのことです。
リサの教育方針とは?
前文の鈴木敏夫(プロデューサー)のコメントの続きで、
「家族の中でも一個人として自立をしたほうがいいということの象徴なのだと思います」
とのことです。両親の事を呼び捨てにすることによって、家族に対して依存しにくくなり、
子供が自立しやすくなるのではないかと考えたということですね!
その行動の意図を知るまではどういう考えがあるのだろうか?と気になっていましたが
理由を聞くと、子供のことを思った教育法だということが理解できますね!
リサの最後のセリフの意味とは?
「あなたも!○○○○○○○○!」というリサの最後のセリフは、物語の終盤で重要なはずなのによく聞き取れないとの声も多数挙がっていますが、
「あなたも、グランマンマーレ!」と言っているそうです。なんと、息子であるソウスケではなく、
ポニョの母親のグランマンマーレに対して言った言葉なんですね!
実は劇中ではグランマンマーレもリサに対して、
「リサ、ありがとう。」と言っていることから、
そのお礼に対する返事だったのではないかという考察が多くの方々から上がっています。
まとめ
さて今回は、崖の上のポニョでソウスケはなぜ両親(リサ」と「耕一」)を呼び捨てにするの?というテーマに沿って解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
製作者から今の世の中の子育てに対するメッセージなども込められているのではないか。と思えるような作品だということがわかりましたね。
GWは家族揃って #スタジオジブリ
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) May 5, 2022
「#崖の上のポニョ」 明日よる9時
今日はこどもの日🎏
宗介とポニョの、
こどもならではの元気と勇気をお楽しみに😊 pic.twitter.com/HoCQ2sNYFn
そんな「崖の上のポニョ」ですが5月5日の金曜ロードショーにて地上波放送されることが決まっています。
今まで、崖の上のポニョを何度も見たことがあるという方も、一度も見たことがなかったという方も
きっと楽しむことができるのではないでしょうか!