惜しくも2022年の夏の甲子園、1回戦で敗退してしまった京都国際高校。
京都国際高校の男子生徒がほとんど野球部員なの?という疑問があります。
実際のところどうなのか?
今回は京都国際高校について見ていきます。
興味のある方は是非最後までご覧下さい。
京都国際の男子生徒は何人で野球部は何人?
2022年夏の甲子園にも出場し、京都大会では甲子園の常連校となりつつある京都国際高校。
この高校は全校生徒が138人しかいないですよね。
そのうち66人が女子生徒で72人が男子生徒。
そして野球部の部員数が62人になるんです。
つまり男子生徒72人中62人が野球部員。
なんと男子生徒の約86%が野球部に所属しているんですよ。
これってかなりいびつな状態ですよね。
なぜこのような状態になっているのかはこの高校の創立が原因になっているんです。
京都国際高校はどんな学校
京都国際高校は創立されたのは2004年になります。
それまでの京都韓国中学が前身になって、京都国際学園として創立されたんですよ。
名前から聞いて分かる通り元々は韓国系の学校だったんですね。
その為に最初は在日韓国・朝鮮人の方が日本国籍を持ちながらも帰化した人達の為の学校だったんです。
なので創立当初は生徒も元々韓国・朝鮮にルーツを持つ韓国・朝鮮系日本人の人が殆どだったんですよ。
その名残りとして京都国際高校では校歌が韓国語なんですよね。
なので甲子園で勝利した時は韓国語での効果が流れ、NHKで放送される事で韓国メディアでもかなりの話題になるんです。
野球部自体も前身の京都韓国中学時代の1999年に設立されているんですよ。
それでも部としての歴史はわずか20年あまり。
それなのに現在は竜谷大平安高校・京都成章高校などと並んで京都では野球の超強豪高校として名をはせています。
実際男子の部活は実質野球部しか存在していないんですね。
京都学園高校はこのように普通の高校とは少し違う高校になります。
京都国際はなぜ野球部が強いのか?
最後はなぜ京都国際高校野球部は強豪高校になったのかについて見ていきます。
やはり一番大きな理由は他府県から強豪選手を集めていることですね。
大阪や滋賀などの畿内はもちろん、愛媛や三重、愛知などから多くの選手を集めています。
また、多くの強豪高校が採用している寮制度も京都国際高校はでは採用されているんですよ。
監督である小牧監督も一緒に寮に住んでいるんですね。
それにもう一つの理由はやはり小牧監督の練習指導がかなり優れていると言われている点です。
京都国際高校のグランドは校舎に隣接しているタイプのグランドで右翼60m・左翼67メートルとかなり狭いんですね。
正直練習試合も出来ない広さなんです。
さらに他の強豪高校のように練習設備が揃っている訳でもありません。
室内練習場も当然完備されていないんですよ。
それなのに甲子園ベスト8の実績をあげ、甲子園常連校になっている京都国際高校。
それは小牧監督の手腕によるところが大きいんですね。
前述のように男子学生の86%が野球部員である事もあり、意思疎通やチームワークと言った面でも優れていると思われます。
ちょっと他校とは違った強さを持っているようですね。
まとめ
今回は甲子園の常連校になりつつある京都府代表の京都国際高校について見ていきました。
高校自体が少し特殊な強豪高校。
ただ、設備が整っていない中この活躍は本当に素晴らしいと思います。
やはり野球はチームワークが一番ですね。
これからも甲子園の常連高校として、良い成績を上げていって欲しいです。
皆で応援していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。