月に入り秋らしい季節になってきましたね!
秋と味覚の秋と言われるようにいろいろな食物が収穫の時期を迎えて美味しいものが増えてきます。
その秋の味覚の一つが栗ではないでしょうか?
栗は英語でチェストナッツと言われるようですが、なぜ栗がチェストナッツと言われるようになったのでしょうか?
栗というとマロンという言葉の方が一般的な気がするのですが、何語なのか?気になりますね。
今回はそんな栗の呼び名について見ていきます。
興味のある方は是非最後までご覧下さい。
英語で栗はチェストナッツ!チェストの意味は?
恐らく殆どの方が栗は英語でマロンだと思われていたと思います。
実は英語では栗の事をチェストナッツって言うんですよ。
今ままで聞いた事の無いであろうこの言葉。
そもそもチェストってなに?
そう思われる方が多いと共います。
結論から言うとチェストは英語で栗の木自体を差すんですね。
なので私たちが普段目にする栗は【栗の実】なので、チェストナッツとなるわけなんですよ。
普段ではおそらくマロンしか使わないと思いますが、英語では栗の事をチェストナッツと呼ぶ事は覚えておきましょう。
栗がチェストナッツと呼ばれるようになった由来は?
そもそもなぜ栗がチェストナッツなのか
このチェストという言葉は実はラテン語なんですね。
ラテン語でカスタネットを意味するカスタネアが語源になるんですよ。
綴りがCASTANEAなのが英語読みでチェストになったんです。
では何故カスタネトが栗になったのか?
当時カスタネットは栗の木で作られていたんですよ。
その為にチェストがそのまま栗になったんですね。
なので前述のように英語のチェストは栗の木を指すんです。
だから私たちが想像する栗を英語で言う場合は、実であるナッツを付けてチェストナッツって言うんですよ。
意外な由来ですね。
マロンは何語?
それではマロンって何語なの?と思われる方が多いと思います。
ある程度想像つくかと思いますがマロンと言う言葉はフランス語になるんですね。
ここまではある程度想像できると思います。
しかしフランス語のマロンは栗では無いんですよ。
なんか頭がこんがらがってきます。
フランス語のマロンは栃の木を意味する言葉なんですよ。
つまり私たちが普段使っているマロンという言葉は栗ですらなかったのです。
何故こんなややこしい事になっているのか?
それはマロンの由来にあります。
マロンの由来は?
日本で栗がマロンと呼ばれるようになったのは何故か?
それは皆さんもご存じの【マロングラッセ】からきているんですよ。
栗を甘く煮たフランスのお菓子である【マロングラッセ】。
この 【マロングラッセ】が日本に入ってきてマロン=栗となったんです。
でも先ほどの話ではマロンって栃の木ではなかつたのと疑問に思いますよね。
実は【マロングラッセ】は元々の栃の木の実を甘く煮詰めたものだったんですよ。
その栃の木の代用品として栗が使われていた為に、マロン=栗となったんですね。
こちらも意外な事実です。
まとめ
今回は栗の英語読みであるチェストナッツについて見ていきました。
秋になると栗が美味しくなる季節になります。
私たちが普段つかっているマロンという言葉が、栗ですらなかったのは中々の衝撃ですね。
かといって明日からいきなりマロンから、チェストナッツに呼び方を変えるのは流石に難しいと思います。
知っていれば少し注目される博識の一つとして覚えておくのが一番ですね。
栗の呼び名はマロンで良いです。
皆さんも秋の味覚である栗を存分に楽しんでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございます。