ハウルの動く城で、主人公のソフィーは、荒地の魔女に会ったときに、90歳の老婆に姿を変えられてしまう呪いをかけられてしまいました。
急に容姿を90歳のおばあさんに変えられてしまったソフィーは働いていた帽子屋を出ていくことになります。
もともと自分の容姿に自信の無かったソフィー。
荒地の魔女に呪いをかけられて容姿を変えられてしまい、ハウルの動く城でハウルやマルクル、カルシファーと一緒に生活していく中で、本来の自分を取り戻していきます。
映画を見ていくと、ソフィーにかけられた呪いがいつ、どのタイミングで呪いが解けたのか疑問に感じた人も多いはず!
映画の中でははっきりと呪いが解けたという説明がありませんでしたよね?
ハウルの動く城でソフィーの呪いがいつ解けたのか、考えていきたいと思います!
ソフィーの呪いはいつ解けた?考察その1
ソフィーの呪いがいつ解けたのかについては、いくつか考えられる要素があります。
一つは、ハウルと契約をした悪魔のカルシファーが解いたという説。
自分自身はハウルと契約したことで自由を奪われ、こき使われているカルシファー。
カルシファーも自由を奪われている契約を解いて欲しいと願っていました。
ソフィーがカルシファーと最初にあったときの会話で呪いについて会話をしています。
カルシファーとの約束
ソフィーがハウルの動く城の中に入るとすぐに、火の悪魔カルシファーと出会います。
簡単さ、おいらをここに縛り付けている呪いを解いてくれれば、すぐあんたの呪いも解いてやるよ。
物語の最後でソフィーはハウルの呪いを解くことに成功します。
最初の方でカルシファーはソフィーに対して、ハウルとの契約を解除してくれたら、ソフィーの呪いを解くとちゃんと言っていますね!
ハウルの悪魔との契約はカルシファーにとっては人間の呪いということになっているようで、立場が違えば捉え方も違うんだなと感じます。
とにかく、カルシファーとの約束を果たし、ハウルからの縛りを解除してあげたソフィーに対して、約束を守りソフィーの呪いをカルシファーが解いてあげたということが考えられますね。
ソフィーの呪いは自分の心を映し出す
ソフィーの呪いが解けたもう一つの説について考えてみます。
ソフィーは映画の中で、寝ているときやハウルと一緒にいるときに幾度となく若返っています。
この姿を見ていると、一瞬呪いが解けたのかな?と感じる人も多いんじゃないかと思います。
しかし、これは呪いが解けている訳ではなく、荒地の魔女にかけられた呪いが自分の心を映し出すものだったからなのです。
最初に90歳のおばあさんになったのは、ソフィーが自分自身に自信が持てていないため、その心を映し出した姿が90歳のおばあさんの姿になってしまいました。
映画を見ていると、実際のソフィーの年齢よりは年をとっているのですが、50代や40代くらいに見えるくらいに若返っているときもあります。
これは、ハウルの動く城で生活をしていく中で、ハウルに対する気持ちや、自分に自信が出てきたことで若返っていると考えられます。
最後はハウルを助けるためにハウルの呪いを解くことになるのですが、その時のソフィーは自分の意思をはっきり持ち、強い気持ちで困難に立ち向かっていました。
呪いとはあくまでも気の持ちようで、前向きな気持ちになったソフィーは呪いがかかっていたとしても若々しい姿になっていると思います。
そう考えると、ハウルに真っ直ぐな気持ちを伝えられる最後のソフィーはすでに呪いが解けていたと考えることが出来ますね!
ソフィーの呪いがいつ解けたのか?についてまとめ
ハウルの動く城の主人公ソフィーが老婆にされてしまった呪いがいつ解けたのか?についてまとめてきました。
カルシファーとの最初の約束通り、ソフィーがハウルとカルシファーとの契約を解除したことで、カルシファーが呪いを解いてくれたと考えるのが、映画を見る上でしっくりきますね!
私自身の考えとしては、ソフィーが成長することで呪いが解けたんじゃないかなと見ていて思ったので、最後のすっきりとしたソフィーを見て、気持ちがすっきりしました!